SSHの初期設定メモ。

SSHの初期設定メモ。

2022-10-20

ssh接続のための初期設定のメモ。

目次

ログインユーザの作成

まず接続するためのユーザを作成します。

今回は"konoyaro"という名前でユーザ作成していきます。

# useradd konoyaro

次に作成ユーザのパスワードを設定。パスワードを尋ねられるので設定したいパスワードを設定

# passwd konoyaro

sudoを使えるようにする

# sudo visudo

最下部に下記のように追加

konoyaro ALL=(ALL) ALL

rootユーザでログイン出来ないようにする

rootユーザではログインさせないように設定を変更します。

vi /etc/ssh/sshd_config

「PermitRootLogin」の項目がyesになっているのでnoに変更

PermitRootLogin yes
↓ 変更
PermitRootLogin no

再起動して反映(環境に合わせて)

systemctl restart sshd

公開鍵認証で接続できるようにする

その都度パスワード認証しなくても良いように接続するクライアント側で秘密鍵と公開鍵を生成してサーバに公開鍵を登録しておきます。

クライアント側で.sshディレクトリを作成

cd ~/
mkdir .ssh
ssh-keygen -t rsa

作成した鍵をscpでサーバにアップします。

scp ~/.ssh/id_rsa.pub konoyaro@[サーバホスト名orIP]:/home/konoyaro/.ssh/authrized_keys

サーバに入り、sshd_configの設定を変更します。

sudo vi /etc/ssh/sshd_config

それぞれの設定がきちんと行われているか確認します。

RSAAuthentication   yes
PubkeyAuthentication yes
AuthorizedKeysFile .ssh/authorized_keys

再起動して設定を反映します。

sudo systemctl restart sshd

クライアント側で接続できるか確認

ssh -i ~/.ssh/id_rsa konoyaro@[サーバホスト名orIP]